母娘のいい関係を設計に反映した、キッチンをシェアする二世帯同居住宅
築40年という妻の実家で、ご両親と同居されていたG夫妻。古い時代の住まいだけに不便さがあり、暑さ寒さが両親の健康を害さないとも限らないと考え、二世帯同居住宅に建て替えることに。その時の大前提はキッチンや浴室などの設備を共有しながらも、各世帯のゾーンはちゃんと分けようというもの。「元々一つのキッチンをお互いが使いこなしていたので、分けるより共用かなあ、と考えました。まあ、母、娘の関係ですしね(笑)」と夫人。そこで検討していた数社に要望を伝え、案を練ってもらったという。その中でキッチンを中心に各世帯の居場所を左右で分けた画期的なレイアウトを考え出してくれたのが「すみ家」だった。「しかも自然素材を使いながら、好きだったミッドセンチュリー感覚のインテリアにもなりました」と夫妻。「品質面でも、建物の構造や精度をきちんと検査して結果を明らかにしてくれたのでとにかく安心でした。両親と一緒に暮らしながら、お互いが自分たちのペースで生活できる絶妙バランスの二世帯住宅になったと思います」。